アンネフランクの日記を読んでいる。この本を読んで何を感じたか。ユダヤ人が迫害されていている状況の中、生きる術として日記を書く彼女の姿勢に感銘を受けた。日記では、年頃の女の子らしい文章内容で、気になる異性との話などこちらを楽しませてくれる内容もあったが、実際日記を書いてる本人は恐怖に満ちた情勢の中過ごしていたんだなぁということが、彼女の文案から読み取れる。平凡な少女の日記だなぁと感じるところもあったが、これが厳しい環境下の中で書かれた日記だと思うと何か思うところがある。話の内容は別にして、英語で読んでいると初めよりも読み進めるにつれて書き手の文章に慣れてきてスムーズに読み進めていくことができるようになる。最近、頭の体操みたいな感覚で洋書を読むことがあるが、はじめ読みにくいと思っていても書き手特有の文章形成というか、文法のようなものがあってそれを脳が理解してくれるとすらすらと読み進めることができるようになった時は嬉しく感じる。このように自分は感性を大切にしてしまう時がある。ボールをうまく投げるにしても、何故このような動きをしているのかというのをいちいち言語化はしていなが、なんかこう脳が勝手に処理してくれるという時がある。これは果たして良いことなのかどうかは微妙なところではある。無意識の領域をというのを自分は大切にしすぎているような気がする。。。